持ち物リストの使い方と、考え方
このリストは、当サイトの記事「ペットホテルの持ち物」と「フード持参ルールと量の計算方法」を土台に、全35項目(犬向け33項目・猫向け31項目、重なる項目あり)としてまとめたものです。預ける子と条件を入れると、必要な項目だけが残り、フードの袋の数と合計のグラム数が出ます。何を持ち込めるかは施設ごとに違うので、最終的には預け先の案内に従ってください。
ごはんは「1食ずつ小分け」にして、袋の数で数える
記事では、普段のフードを持参するのが無難とされています。急なフードの変更は、下痢や嘔吐の原因になることがあるためです。持たせ方は、1回分を量って袋に分け、袋には名前・食事の時間・量を書き、「1袋=1食分」と施設に伝える方法が、施設にとっていちばん管理しやすいと紹介されています。
量の考え方は、記事では「普段の1日分 × 預ける日数 × 1.2〜1.3」で、預ける日数は「泊数+1」とされています。このツールは1日分で数えるのではなく、食事の回数で数えます。滞在中の食事を1食1袋として数え、そこに予備の袋を足して、合計の袋の数とグラム数を出す方式です。画面には計算のもとになっている数字(泊数、1日の回数、予備)を必ず表示するので、実際の予定に合わせて回数を増減してください。
予備の袋は別にまとめ、「予備です。飼い主の指示がなければ使わないでください」と書いておくと、施設の人が量を間違えにくくなります。「多め」とだけ伝えるより、1回分の量を決めておくほうが、スタッフによる差が出にくいとされています。療法食やアレルギー食がある場合は、持参したもの以外を与えないでほしいことを文章で渡します(詳しくは記事の療法食の節)。ごはんの時間や量を紙にまとめるときは、お世話の引き継ぎシートが使えます。
持って行っても、対応してもらえるとは限らないもの
「持参できる」と「施設が対応してくれる」は別の話です。次の表は、記事「ペットホテルの持ち物」の整理を短くしたものです。持って行く前に、予約の電話で聞いてください。
| 持って行くもの | 起こりうること | 先に確認すること |
|---|---|---|
| 錠剤・カプセル | フードに混ぜる形なら受けてもらえることが多いとされる | 混ぜてよいか、飲まなかったらどうするか |
| 液体薬・点眼・注射 | 手技が要るため、断られる場合がある | スタッフが投与できるか、追加料金の有無 |
| 療法食 | 施設のフードやおやつと混ざると意味がなくなる | ほかのフード・おやつを与えない運用にできるか |
| おもちゃ | 誤飲の心配から預からない方針もありうる | 持ち込みの可否 |
| 毛布・ベッド | 洗濯、紛失、他の子との取り違えが起きうる | 持ち込みの可否と、汚れたときの扱い |
薬については、薬の名前と形状を予約の時点で伝えて、対応できるかを確かめます。書き方は記事「服薬中・麻酔後のペットの預け方」にまとめてあります。このリストでは、お薬を「あり」にすると、薬と投薬の指示書の項目が加わります。
犬と猫で変わるところ
- 犬
- リード、首輪またはハーネス、鑑札と注射済票を確認します。散歩があるかどうかは施設によって違い、あれば排泄袋やレインコートが要るかも変わります。出発前に、首輪が緩んでいないかも見てください。
- 猫
- 移動の負担が大きいので、キャリーの扱いがいちばん大切です。受け渡しの瞬間が脱走しやすい場面なので、扉が確実に閉まるものを選びます。トイレ砂は、変わると使わなくなる子がいるため、普段のものを少量持てるか確認しておくと安心です。
持ち物は「聞いて決める」
リストを写して終わりにせず、予約の電話で「当日、持って行くものを全部教えてください」と聞くところから始めるのが、記事の勧める進め方です。このリストの「ペットホテルに確認」のグループは、そのときに聞くことをまとめたものです。証明書が原本かコピーかは、足りないと当日預けられないので、予約のときに確定させてください。ワクチンの証明書の種類や有効期間は「ワクチン証明書の種類と猶予期間」で確認できます。
初めて預ける施設は、見学で確かめられることも多くあります。見学で見るところは「ペットホテル見学チェックリスト」に、全体の流れは「ペットホテルの持ち物」にあります。持ち物がそろったら、預ける準備のほかの道具もあわせてどうぞ。